判断基準
2026.07.03
ランサムウェア対策チェックリスト|自社の危険度を確認する20項目
中小企業の方へ予防情シス担当者へ製品選定・チェックリスト
ランサムウェア対策は「導入済み」ではなく「機能しているか」が重要
ランサムウェア対策は「導入済み」ではなく「実際に機能しているか」が重要です。ウイルス対策ソフトを入れている、バックアップを取っている、という状態だけでは十分とは言えません。
侵入されにくい環境を作ること、侵入されても被害を広げないこと、暗号化されても復旧できることまで確認する必要があります。
このチェックリストでは、経営層・情報システム担当者が最低限確認すべき20項目を整理しました。まずは該当数を確認し、自社の弱点を見える化してください。
ランサムウェア対策チェックリスト
以下の20項目で、自社の対策状況を確認しましょう。
| 基本対策 | 確認 |
|---|
| OSやソフトウェアを最新状態にしている | □ |
| VPN、ルーター、ファイアウォールの更新を定期的に確認している | □ |
| サポート切れのOSやソフトウェアを使っていない | □ |
| ウイルス対策ソフトやEDRを導入している | □ |
| セキュリティ製品の定義ファイルを自動更新している | □ |
| 認証・アカウント管理 | 確認 |
|---|
| VPNやクラウドサービスに多要素認証を導入している | □ |
| 管理者アカウントを必要最小限にしている | □ |
| 退職者や異動者のアカウントを速やかに削除している | □ |
| パスワードの使い回しを禁止している | □ |
| 不審なログインを確認できる仕組みがある | □ |
| バックアップ・復旧 | 確認 |
|---|
| 重要データを定期的にバックアップしている | □ |
| バックアップを社内ネットワークから切り離して保管している | □ |
| バックアップから実際に復元できるかテストしている | □ |
| バックアップの保存世代を複数持っている | □ |
| バックアップ環境へのアクセス権限を制限している | □ |
| 初動対応・社内体制 | 確認 |
|---|
| 感染時の社内連絡先が決まっている | □ |
| 感染端末をネットワークから切り離す手順が決まっている | □ |
| 警察、専門業者、取引先への連絡基準がある | □ |
| 身代金要求を受けた場合の判断ルールがある | □ |
| 年1回以上、インシデント対応訓練を行っている | □ |
チェック結果の見方
| 該当数 | 状態 |
|---|
| 16〜20項目 | 基本対策は整っているが、復旧訓練や監視体制の確認が必要 |
| 11〜15項目 | 一部に弱点がある状態。VPN、認証、バックアップの見直しが必要 |
| 6〜10項目 | 感染リスク・被害拡大リスクが高い状態 |
| 5項目以下 | 早急な対策が必要。被害時に業務停止が長期化する恐れあり |
ランサムウェア対策は、単に製品を導入することではありません。 重要なのは、侵入されにくくすること、侵入されても広げないこと、暗号化されても復旧できることです。
まとめ
ランサムウェアは、今も企業にとって最も深刻なサイバー脅威の一つです。 警視庁やIPAのデータからも分かるように、被害は継続して発生しており、攻撃手口も変化しています。 まずはチェックリストを使って、自社の弱点を見える化しましょう。 対策状況を把握することが、被害を防ぐ第一歩です。