ランサムウェアとは何か?感染の仕組みをわかりやすく解説

ランサムウェアとは
コンピュータシステムやデータにアクセスできなくする悪意のあるソフトウェアであり、アクセスを回復するためには金銭を要求されます。
感染の仕組み(6ステップ)
1) 初期侵入
攻撃者が標的企業のNW内に侵入するための入り口を発見したり、先行マルウェアを送付
公開サーバ経由の侵入、メール、USB、WEB
2) 内部偵察〜破壊/暗号化
企業内に侵入した攻撃者が1台目に侵害したPC等を利用して、環境内を偵察
ポートスキャンや偵察ツールを利用
3) 環境維持
はじめに手に入れた環境やPCを、攻撃者が継続的に利用できるように設定変更やマルウェアを設置
4) 再探索
初期侵入したPCや拠点から、機微情報やさらなる足場を求めて侵害範囲を広げ移動
5) 不正取得
攻撃者がランサムウェアを使ってシステムを暗号化する前後に、機密情報を(盗み出す)
6) 破壊/暗号化
被害を広げるためバックアップの破壊活動を実施
その後、PCやサーバについても暗号化を開始
最終活動は人が少ないタイミングで実行
代表的な手口
フィッシングメールによる侵入
最も一般的で、企業・個人問わず多くの被害が発生しています。
手口の例:
①添付ファイル(Word/Excel/PDF)にマクロや悪意のあるコードが含まれている。
②「請求書」「見積書」「履歴書」などを装い、開封を促す。
ソフトウェアやOSの脆弱性を狙った攻撃
Windowsや古いソフトのセキュリティホールを悪用するタイプ。
手口の例:
①「EternalBlue」などの脆弱性を使い、ネットワーク内で一気に感染拡大(例:WannaCry)。
②パッチが適用されていない古いOS(Windows 7以前など)が狙われやすい。
リモートデスクトップ(RDP)への不正アクセス
特にテレワークが普及して以降、狙われやすくなった手口。
手口の例:
①RDPが外部公開されていて、ブルートフォース攻撃(総当たり)で侵入。
②侵入後、内部ネットワークにランサムウェアを仕込む。